目標とすべき理想の体脂肪率とは?自分の体脂肪率を把握することで太りやすい体質なのか、太りにくい体質なのかがわかります

いきなりですが、

人は何故太るのか、ご存知ですか?
よくある理由は、食べ過ぎ、運動不足、睡眠不足、ストレス、ホルモンバランスの乱れなど。

では太り方は?
脚が太い、お腹が太い、二の腕が太いなど、その人の骨格や体のバランスによって異なるため数え出したらキリがありません。

  • こんなに太っていたら水着が着れない
  • 彼氏(彼女)にこんなブヨブヨのお腹見せたくない
  • デブって言われて傷ついた
  • 色んなダイエット試してみたけど全然痩せない

このページに辿り着いた方はこのような悩みを持っている方が多いのではないでしょうか?
もう少し痩せてこんな服が着たい!だとかナイスバディになって異性にモテたい!だとか痩せてこうなりたい、こうしたいという方は多いと思います。

私がエステティシャンをしていて思うことは、ダイエットの正しい知識を知らない人が多いということです。

  • 目標とすべき体脂肪率は?
  • 基礎代謝とは?
  • リバウンドしないためには?

一番多いのが自分の体のことを把握しないままダイエットを始めて、体重だけを落として喜んでいたらすぐにリバウンドしてしまった人。

ダイエットをする前に、まずは自分がどの位置にいるのかを把握し、どこを目指すのかを明確にすることが大事です。
そして正しいダイエットの知識を身に付け自分の理想の体を手に入れましょう。

体の構造-体脂肪とは

ダイエットには沢山の方法がありますが、その中でもとっても基礎的な部分から。

エステティックサロンでは、体の構造を水分,脂肪,筋肉の3大柱を軸にしてお手入れをしていきます。

体を構成する割合で体質が決まる

男女で体の構造の割合に差はありますが、

女性の場合

  • 水分60%
  • 脂肪20%
  • 筋肉20%

一方男性の場合だと、女性に比べて脂肪が少なく、筋肉が多いのが特徴です。

ここでまずお伝えしたいことは、体重よりも体を構成する割合が大事だということ。

理由は、食べても太りにくい、食べなくても太りやすいという体質があるから。

まわりの友達にもいませんか?

・沢山食べてるのに細いAちゃん。
・全然食べてないのに、ぶっちゃけ太いBちゃん。

AちゃんとBちゃんにはどのような違いがあるのでしょうか?

体脂肪率を把握する


みなさんは自分の体脂肪率を把握していますか?
知らないのであれば今すぐ計りましょう。

かなり大切なポイントです。

  • 標準値  :20%〜24% 食べたら食べた分が身に付く
  • 軽肥満値:25%〜29% 食べてる以上に身に付きやすい
  • 肥満値  :30%〜     私全然食べてないのにすぐに太っちゃう(涙)

体脂肪率が高いという事は、体に蓄えてる脂肪が多いということですので、沢山蓄えていれば蓄えているだけ、スポンジのようにカロリーをぐんぐん吸いやすい体になってしまいます。

Bちゃんがまさにこれに当てはまります。

理想の体脂肪率!?食べても太りにくい体質とは?

では食べても太りにくい体質とはどんなのでしょうか?

体脂肪率:15%〜19%

体脂肪率が、20%を切ってくると、それだけカロリーを吸収するスポンジが小さいわけなので、沢山食べても太りにくい体になるというわけです。

Aちゃんがこれですね。

モデルさんもこの数値をキープされてる方が多いです。

15%以下を目指してしまうと、女性の場合、生理がこなくなるというトラブルも起きてしまうため、15%〜19%の体脂肪率を目指すのがオススメです。

そして日々体脂肪をチェックしていく事は大切なのですが、1日の中でも3%程度は変動してしまうのが体脂肪率です。
ヘルスメーターに乗るのは、朝起きて、トイレに行ってから乗るのが1番正確な数値が出るといわれています。朝を基準として、昼、夜と自分の体脂肪率の変動を知っておくのも良いと思います。

脂肪細胞

ところで「体脂肪率」の「脂肪」って何かわかりますか?

私たちはお腹のお肉と言ったりしますが、脂肪は細胞から出来ています。
脂肪細胞と呼ばれるものです。

私たちの体は約60兆個の細胞から出来ており、脂肪もその一部です。

その細胞が大きくなったり、小さくなったり日々大きさを変えているというわけです。

太るということはこの脂肪細胞が密接に関係しています。
そして太り方は2種類あります。

肥大性肥満と過形成性肥満

1つは、脂肪細胞が大きくなった状態の「肥大性肥満」

  • 脂肪細胞が大きくなった時=太る
  • 脂肪細胞が小さくなった時=痩せる

です。

風船をイメージしていただくと分かりやすいですね。
ダイエットをするということは、この脂肪の風船を小さくする事なのです。

もう1つは「過形成性肥満」というものです。

ある時期に生活習慣や体の変化により、脂肪細胞が増えるという太り方

です。

この太り方をするとすごく痩せにくいのも事実です。
なぜなら、脂肪細胞が増えた後にまた太る事があれば、その増えた脂肪細胞が大きくなるからです。

そして1度増えた脂肪細胞はなくならないといわれています。

脂肪細胞が増える時期というのが女性の場合5回あります。

  1. 胎児期
  2. 乳児期
  3. 思春期
  4. 妊娠期
  5. 更年期

この5つのいずれかの時期に太ってしまった方、食べる量が多かった方などは、脂肪細胞の数が増えてしまっている可能性があります。

普通に生活していると絶対になくならないこの脂肪細胞を、エステではキャビテーションという機器を使うことで壊しますが、ホームケア用のキャビテーションでも効果はあるのでおすすめです。

体脂肪率を下げるためには、運動?食事制限?

体脂肪というものの正体がわかったところで、どうすれば体脂肪率を下げることができるのでしょう。

体脂肪率を下げるために重要なことは、体の中の脂肪を燃焼させて脂肪をなくしていくことです。

では脂肪を燃焼する方法として何が思い浮かびますか?

運動?食事制限?

もちろん正解です。
ただもっともっと効率良く脂肪を燃焼出来れば嬉しいですよね。

そこでポイントになってくるのが、基礎代謝です。

基礎代謝についてはこちらの記事でチェック↓

体脂肪率まとめ

自分の目指すべき体脂肪率はわかりましたか?

今後ダイエットをする上でまずすべき大事なことをまとめると、

  1. 自分の体脂肪率を把握する
  2. 理想の体脂肪率15%~19%を目指す

ダイエットをする上で、このことは常に頭の片隅に置いておくようにしましょう。自分の現在の位置を知って理想の体脂肪率を目指して、太りにくい身体を目指しましょう♪