ワーキングホリデー渡航者必見!オーストラリアでファームってどうやって探したらいいの?

公開日時:2017年2月28日 最終更新日:2019年5月3日

オーストラリアでワーキングホリデーをする時はみんな何かしら仕事をするのが一般的です。

その時にシティジョブ、ジャパレスとかホテルのクリーニング、ローカルのカフェやバー、オーストラリアならではのカジノなど、何をしたいかを考えると思います。

今回はこれからファームで働きたいという人のために、ファームの探し方について体験談を踏まえて書いていこうと思います。

ファームの探し方

オーストラリアでファームを探す方法はいくつかあります。

  • ワーキングホステルに宿泊する
  • ハーベストトレールに電話して聞く
  • エージェンシーを利用する
  • 自分で探す

大きく分けるとこのような感じです。

ワーキングホステルに宿泊する


色々な方法がある中で僕は正直これが一番楽だと思います。なぜかというと、ただ宿泊していれば仕事が貰える可能性が高いからです。

ワーキングホステルのオーナーも宿泊者に仕事を渡さないとすぐに出て行かれてしまうので仕事があればちゃんとくれます。

*注意点

  • 場所にもよると思いますが、ワーキングホステルは汚いところが多いです。世界中から仕事を求めて人が集まるので毎晩うるさかったり、よく冷蔵庫の中のものも盗まれたりします。僕は買ったばかりの牛肉を盗まれてかなり落ち込みました。
  • 他には、ホテルの質の割りに1週間の宿泊料金が高いということ。シーズンにもよりますが相場は$140~180/週くらいだと思います。もし$140/週で仕事が貰えるのであればそこそこ良心的だと思います。
  • また上記にただ宿泊していれば仕事が貰える可能性が高いと書きましたが、場所選びおよび時期は重要です。ワーキングホステルを探す際に、その地域が何かのハイシーズンの時に泊まるとすぐに仕事を貰える可能性は高いと思います。例えばイチゴのシーズンの時にスタンソープに行く、アップルピッキングのシーズンにタスマニアに行く等。
  • シーズンがまだ始まっていない、もしくはもう終わった、というところに行ってしまった場合、次の仕事が始まるまでのウェイティング期間が長くなりお金をひたすら浪費する→移動したくても移動できない→困ったどうしよう。という負の連鎖に陥ります。

なのでワーキングホステルに行かれる際はその地域が今どのようなシーズンなのかというのを事前に調べて行くと仕事をゲットできる可能性が高くなると思います。その一つのツールとしてハーベストガイド(harvest guide)を活用するといいと思います。

ハーベストガイドにはどの時期にどの地域でどのような作物がシーズンか、というのが載っている便利な表です。

>>【PDF】National Harvest Guide

ハーベストトレールに電話する


これは実際に僕が一番最初にファームジョブをゲットした方法です。
ハーベストトレール(harvest trail)とは、オーストラリア政府が発行しているファームジョブガイドのようなものです。

僕がまだオーストラリアに来て一番最初に向かった町がバイロンベイでした。そこで探すも、どこも車が必須で働けるファームが見つからなかった時に、地元のお兄ちゃんにハーベストトレールのことを教えてもらいました。
親切なお兄ちゃんは僕の代わりにそこへ電話してくれて、サンシャインコーストの〇〇というところに行けば仕事もらえるよと教えてくれました。翌日僕はそこへ行き無事に仕事を貰えました。

英語力に自身のある人で場所はあまり気にしなくてどこでも行けるよ!という人にとってはかなり有効な手段だと思います。

*注意点

  • 場所を指定するとそこには仕事はない、と断られるケースがあるので、電話したからといって絶対にファーム情報を教えてもらえるわけではありません。

エージェンシーを利用する


エージェンシーとは仕事斡旋会社のことです。地域によって利用できるエージェンシーは違ってくるかもしれませんが以下に僕が知っているサイトを記載しますので、興味がある方は調べてみてください。利用方法はエージェンシーに登録して仕事の依頼が来るのをひたすら待つという方法になります。
下記はほんの一部です。

  • Vmac
  • Linx employment
  • AG Workforce
  • premium fresh TAS
  • agri labour
  • GD’s labour hire TAS

その他にも【australian farming job agency】と検索すればいろいろ出てきますので探してみてください。

自分で探す

ファーム仕事をゲットした人で最も多いのはこの方法ではないでしょうか。
自分で探すといっても色々な方法があるので紹介していきます。

1 自分でファームに行って直接アプライする

この方法では車は必須です。一日にファームを5~10件回る際にすごく役立つサイトがこれ。【pick the world】登録も簡単です。ファームの住所や電話番号を調べるのにも役立ちます。
車を持っていた方が有利、ということを耳にしたことがある方もいるかもしれませんが、僕が思うのは車を持っていようが持ってなかろうが、大事なのはタイミング、運です。

>>pick the world

2 ファームのサイトから直接アプライする

ファームのサイトにいくと、【contact us】という項目があると思います。だいたいそこにアプリケーションフォームがあったり、メールアドレスが記載されているので、メッセージを送ってみてください。ファームによっては、履歴書添付というところもあるので、履歴書も用意しておくといいかもしれません。
この時も【pick the world】は役に立ちます。

3 Gumtreeなどのサイトからアプライする

ガムツリーの【job farming 地域等】条件を絞って希望のファームを見つけてください。そしてメッセージを送りましょう。ここで一つテクニック。ガムツリーに登録すると相手の電話番号を確認することができるようになります。なのでガムツリーのサイト経由でメッセージを送るのではなく、テキスト(ショートメール)しましょう。返信率がぐっと上がります。
その他、日豪プレスやフェイスブックのファームコミュニティからアプライすることも可能です。

4 友人のコネを使う

これが一番確実です。使えるものは何でも使いましょう(もはや自分で探してはないですね)。

以上が僕が実際に活用しているファームの探し方です。

まとめ

今回はファームの探し方をご紹介しました。僕も実際ファーム生活は長く、何度も仕事探しをしたのでわかりますが、ファーム探しは忍耐力がいります。1日10件回るとかも普通です。でも上記の方法を駆使すればそんなに難しくはないと思いますので、これからファーム探しをされる方は是非実践してみてくださいね。