こんにちは。
HIKKUです。
今回はタスマニアで美容師体験をした時の話をします。
今まで美容師学校に行ったこともないし、人の髪を切ったことはありません。、
ではなぜそんな僕がタスマニアという辺境の地で美容師体験を出来たのか、その経緯やバックパッカーが持っておくべき必需品を紹介します。
目次
僕が美容師体験ができた理由
いきなりですが、最も大事な理由です。
要するに「環境要因」。
僕が住んでいたHuonvilleは、ど田舎ですが床屋はあります。
でも皆さん、海外のど田舎の床屋で髪を切りたいと思いますか?
例えばシドニーやメルボルンといった大都会であれば、美容院があって、日本人スタッフもいて安心出来ますが、ここはタスマニア、さらにど田舎。
日本人美容師が働いているわけもなく、床屋に行ってどんな髪型にされるのか。。。
日本人と外国人は頭の形と顔の造りが違うから、似合う髪型も違いますよね?
そんな感じで色々考え始めると、みんな床屋に行けなくなってしまうんです。
これはワーホリ・留学あるあるだと思います。(笑)
そこでまずみんながすることと言えば、日本人の美容師を探す、です。
残念ながら僕がいたバックパッカーには美容師がいませんでした。
このような環境要因が、僕が美容師体験が出来た最も大きな理由だと思います。
「いや、関係ないだろ。」
こんな声が聞こえてきそうですね。
僕の実家は田舎にあり、実家の1階が美容院(まあよくある田舎の美容院)。
僕の幼少期は、家に帰ったら良く手伝いをさせられたりしたこともあって、母親の近くでその仕事ぶりを見ていました。
それもあってか昔は美容師になろうと思ったこともあります。
ずっと人の髪を切ってみたいと思っていました。
周りには髪を切りたいという友人がたくさんいました。
これはチャンスでしかありませんね。(笑)
もう迷惑でしかありませんよね。(笑)
髪を切りたそうにしている友達に、ひたすら「髪切らせて」と言い続けました。
もちろん最初はただの素人に髪を切らせてくれるような勇者はいませんよね。
それでも僕の必死のお願いを聞き入れてくれる勇者が現れました。
この友達O君がいなかったら僕は人の髪を切ることなく一生を終えたと思います。
O君は失敗したら坊主にするから、髪切らせてあげると言ってくれる、とても心の広い友達。
こんな感じで、諦めない努力(笑)と運にも恵まれなんちゃって美容師が誕生しました。
なんちゃって美容師人生スタート
初めてのお客さんO君は髪が少し伸びてきたから短くしたい、出来ればソフトモヒカンのように、、、
初心者の僕にいきなりの難題。
場所はバックパッカーの外。体を髪から守るエプロンみたいのはないので上裸になってもらってスタート。
(行程省略)
意外とうまくいきました。途中段差をなくしたり細かい作業はありましたが、小学校時代工作が得意だった僕にとって細かい作業などお手のもの。所要時間も1時間くらいと楽しみながらできました。
本人は1時間上裸なので寒そうでしたが。(笑)
周りからの評判も良く、初めての割りにうまいという言葉をもらい、二人目はすぐに向こうからやってきました。
二人目は韓国人のJ君。
三人目はフィリピン人のJ君。
四人目は一番最初に髪を切ったO君。リピートですね。お直しにきました。
以下、実績
- H君 日本人男性
- M君 エジプト人男性
- J君 イギリス人男性
- D君 韓国人男性
- Aさん 日本人女性
- Mさん 日本人女性
- AKさん 日本人女性
- Nさん 日本人女性
- MYさん 日本人女性
女性の髪を切るのは最初抵抗がありましたが、前髪だけ少し切るとか後ろ髪をすくとか、お直しみたいな感じだったので、少しづつ慣れてきました。
男は国籍もばらばらでいろんな髪質だったので、切っていて楽しかったです。
髪の毛を染めたりもして、途中からは経験値もついてきてどんどん早くなっていきましたね。
こんな感じでなんちゃって美容師してましたが、途中から宿泊しているバッパーに日本人美容師がやってきて僕の美容師人生は終わりを迎えましたとさ。
でもこの経験のおかげで、人の髪だけでなくて自分の髪も鏡を見ながら自分で切れるようになり、海外で旅をする上で有用なスキルを身に付けることが出来ました。
海外を旅して思ったことは、マイばさみを持って自分の髪は自分で切る、という人は意外と多いということ。
バックパッカー必需品
- 髪切り用ハサミ
- すきばさみ
- バリカン
- 髪留めクリップ
- くし
- 手鏡
僕は最初、普通のはさみで髪を切っていましたがやはり限界を感じたので、1ヶ月以上のバックパックで旅する人は上記のものくらいは持っていくとすごく便利だと思います。
僕の場合は、友達がバッパーを出る時に髪切り用はさみとすきばさみを譲ってくれたのでそれを使っていました。
参考までに、こんな感じのもので十分ということでリンクを貼っておきます。
海外だと2ブロックにする人とか坊主にする人もけっこういるのであるとすごい便利です。
まとめ
いかがでしたか?今回は僕がタスマニアというど田舎で、いかにして美容師経験を出来たかという体験談の紹介でした。
日本では当たり前に美容院に行っていたけど、海外で簡単に美容院に行ける環境じゃない場合は、自分で出来るようになることが一番いい。生きていくためのスキルをまた一つ体得できた貴重な体験でした。