公開日時:2017年3月10日 最終更新日:2018年9月8日
こんにちは。
HIKKUです。
今回はタスマニアのファームジョブ第二弾。
タスマニアはチェリーと同じくらい、実はアップルが有名なんです。
僕はタスマニアに来るまでアップルがこんなに有名だなんて知りませんでした。
だいたい「タスマニア ファーム」で調べると出てくるのはチェリーですからね。
というわけで、今回は「アップルシーニング」についてご紹介します。
目次
アップルシーニング(thinning)
ところでシーニング(thinning)ってご存知ですか?
リンゴの木の枝に、リンゴが5個も6個もなっていて、栄養が分散してしまうから1~2個だけ残してあとはむしり取ってしまおう。
リンゴが大きくなってくると枝が重さに耐えれなくなってしまい折れてしまうので、それを防ぐ。
という効果もあります。なのでリンゴの残し方のバランスも大事です。
このようにリンゴが密集してなっているので少なくしちゃおうってわけですね。
意外とリンゴの木って見たことない人が多いかもしれません。そういう僕もタスマニアで初めて、リンゴが木になっているところを見ました。
この写真の木以外にも、はしごを使わないと取れないくらい大きい木もあったりとリンゴの種類の数だけいろんな大きさの木があります。
ではここからが僕が行っていたファームについてです。
Grigs Bros
僕が働いていたファームは Grigs BrosというGeeveston(Huonvilleから車で15分程)という場所にあるファームです。隣にはオージーチェリーがあります。
このファームはアップルだけでなく、ブルーベリーやチェリーもあります。
途中で雨が降ってきた場合には小雨程度なら続行、本格的に振り出しそうなら早く切り上げ、ということで、雨具などはいりませんでした。
オーナーはオージーで、家族経営でやっているファームです。休みの日はスーパーバイザーと海に行ったりしてとてもフレンドリーな人たちです。
初めてLittle devil backpackersからもらった仕事がこのファームです。
始まったのは12月初旬からでした。
例年であれば11月下旬にはスタートしているので、やはりアップルファームもストロベリー同様遅れていました。
アップルシーニングの給料
給料は時給で$22.12/hでした。
毎日朝7時から昼の3時まで、休憩も含めて約8時間はできたので、給料も良かったです。
*このエリアのアップルシーニングは時給のところが多いのですが、ハンセン(Hansen)のシーニングは歩合でした。木一本につきいくら、といった感じで、ヨーロピアンの友人は1日最高$300も稼いでいました。
ただ歩合だとその日にやるレーンによって多くできたりできなかったりと安定してなさそうでした。ローンセストン方面のアップルも歩合のところが多いみたいです。
タスマニアの天気
余談ですが、タスマニアの天気はころころ変わります。本当にころころ変わります。天気予報なんて本当にあてになりません。なのでスーパーバイザーは雲を見て雨が来るかを察知していました。
自分は天気予報できると言っていました。
たまに外していましたが。(笑)
雨が上がった後は毎回虹が見れました!
↑画面中央うっすらと。(笑)
タスマニアで洗濯するときは天気がすぐに変わるので干すときには注意が必要です。しかしタスマニアは世界一空気がきれいと言われるだけあって、雨ですら飲めるくらいきれいです。なので現地の人は雨が降っても洗濯ものを干しっぱにして乾くまで待ちます。
タスマニアには雨水が売っているみたいですよ(笑)
まとめ
アップルシーニングの時給の仕事はファームジョブの中でもかなりおすすめです。アップルは3月くらいからピッキングの仕事も始まりますが、ピッキングの方はあんまりおすすめしません。というのも給料自体は悪くないけど、シーニングの10倍きついです。
ただピッキングの時はりんごを食べながら仕事出来るので、その辺は最高です。
タスマニアは南極に近いので水がとてもきれいで、空気も世界一きれいと言われています。
雨水がスーパーに売ってるっていうのもすごいですよね!雨水売れるってすごくいい商売!!(笑)