ミンガって何?チリのチロエ島で行われているかなり面白いチリの文化

公開日時:2017年7月5日 最終更新日:2018年9月30日

こんにちは。
HIKKUです。

今回は僕がメルボルンに滞在していた時にチリ人の友達から聞いたチリの文化について紹介します。

それは「ミンガ」というもの。
多分ほとんどの人がミンガという言葉自体聞いたことないと思います。
ミンガとは何なのか、早速見ていきましょう。

チリの文化 ミンガとは?

まずはこちらをご覧ください。

ミンガとは、チリで行われる引っ越しパーティーのことです。
家をみんなで建て、引っ越しをする。
多くの人が集まって食事に、お酒に、音楽に酔いしれる。
ミンガとはパーティーやら引っ越しやら、全てをひっくるめての総称みたいです。

家を作りたいときや引っ越しをしたいときに、家の主人は隣人や友人を集めて、さらには知らない人まで参加して、食事やお酒をふるまいます。そして御馳走を振る舞う代わりに、みんなに手伝ってもらうそうです。

お金はかからず御馳走代だけで、朝から晩までパーティーをしながら作業をし、人、牛、ボート、トラクター、ありとあらゆる手段を使って引っ越します。

でもなんで引っ越しするのでしょうか?

それは大雨で川の氾濫があったりだとかで、その土地にもう住めそうにない時とかに引っ越しをするそうです。あと引っ越ししたいな、と思ったときにもするみたい。(笑)

長い時には、1日で20㎞近く移動するそうですよ!

ミンガが行われる地域

ミンガは、チリのチロエ島というところの文化だそうです。チリは南米の縦にめちゃめちゃ長い国で、チロエ島はそのちょうど中間くらいに位置している島です。
チロエ島へはチリ本土よりフェリーで渡ることができて、ツアーとかもあるみたい。

まとめ

チリ人の彼曰く、

「南米の人々はお金よりも人生をいかに楽しむかを大事にしている、コミュニティを大事にして人が困っていたら助け合うんだよ!だからみんなパーティーが好きだし、お酒飲んでガン〇ャもするんだ(笑)」

と言っていました。ガ〇ジャはともかく、この辺の考え方は日本人も少し見習うべきなのかな?と思いました。

思わぬ切り口から学んだチリの文化。一回行ってみたいですね。