サンシャインコーストのトマトファーム、どんだけ暑いんだよ。

公開日時:2017年3月4日 最終更新日:2018年9月5日

こんにちは。
HIKKUです。

サンシャインコーストでのファームジョブ第二弾。
僕が経験したファームの中で一番きつかったのが、今回ご紹介するトマトピッキングです。

この仕事はSuncoast backpackersのオーナーから紹介してもらいました。

トマトファーム~ピッキングジョブ

場所はMaroochydoreから車で30分程北に向かったところにあるYandinaというところです。
Yandinaは目的がないと絶対に素通りするような何もないところ。

Nora Valley Pty Ltdというファームで働いていました。

トマトの種類はいくつかありましたが僕がしていたのはフレッシュトマトのピッキング


(画像が少し見づらいのですが、細長い小さいやつです。)

朝の8時ころからスタートし、途中休憩ありで1日7時間半程度です。

給料はピッキングは歩合制、パッキングは時給制でした。
ピッキングの人は最初の週はトレーニング期間ということで$22.13/h、その後歩合に移るといった具合です。

パッキングの人も$22.13/hです。

僕は9日間働いて辞めたのですが、スーパーバイザーの粋な計らいで全て時給にしてくれました。(僕はピッキングが遅かったので正直ラッキーでした笑)なので歩合でいくらかというのはわかりませんが、シーズンによってレートは変動するようです。

ピッキングで当時最も稼いでいたのは台湾人女性で、その時のレートで$1200/w程度。当時働いていたのは台湾人女性の他に、韓国人女性、トンガ人男性数名、そして僕でした。トンガ人男性を差し置いてのトップピッカーなのですごいですね。

このトンガ人が言っていた話ですが、ここで1ヶ月働いたらトンガに帰って半年間は豪遊して暮らせると言っていました(笑)
物価が全然違うから出来るんでしょうね。

めちゃめちゃ暑かった話

ピッキングはビニールハウスの中でします。
なので雨の日も関係なく仕事が出来ます。

ただ場所はQLD州。当時の外気温で30度オーバー。中は蒸されてもっと暑いんですよね。。。
暑いのが苦手な僕にとっては地獄のような環境でした。たまに何のためかわからないビニールハウス内のスプリンクラー作動により、ハウスの中はミストサウナ状態

あついアツい暑いι(´Д`υ)アツィー
もうとにかく暑いんです。


片道約90mの細い路地みたいなレーンを往復しながらのピッキングです。トローリーに座り、足で蹴りながら進みます。
写真はイメージですが、まさにこんな感じのレーンです。

トマトの枝?木?は2m近くあって、腕を伸ばして上から下までいいやつだけを取ります。この作業がかなりきつく、肩がものすごい痛くなります。途中から腕が上がらない程です。

僕の場合は1レーン往復で1時間くらいかかっていました(上記の台湾人女性は20分程)。

そしてたまに【disease row】と言われるレーンにあたるのですが

ここが本当にあついあついあつい。。。。。

おそらく農薬が他のところに比べて強いからだと思うのですが、服の上から薄手の防護服みたいなものを羽織り、頭巾をかぶらないといけなくて、正直僕の体感温度では40度を超えていました
だいたいdisease rowやっている時とスプリンクラータイムかぶるんですよね、、、
だからもうとにかく本当に暑いんです。

最初に今までのファームジョブの中で一番きつかったと言いましたが、肉体的にもきついけど、何と言ってもこの暑さが一番きつかったです。
暑いのが苦手な人には絶対におすすめできないファームジョブです。

クリーニングジョブ


ピッカーは基本歩合ですが、毎週水曜日は時給で、クリーニングをします。

女性はトローリーを使い、落ちているトマトをいいものと悪いものを選別しながら回収。
男性はハンド掃除機みたいなもの(上の写真みたいなやつで結構重い)を使い、全部のレーンを歩きながら風でトマトをどんどん端の方に追いやって最後に箒と塵取りで掃除。
これは完全に力仕事なのでこれも大変でした。

でもこの仕事を経験したからこそ、ミニトマトを食べるときは作っている人やピッキングしている人には感謝だな~と思います。

まとめ

今回はただただ暑い話でした。もしトマトファームで働くなら断然パッキングをおすすめします。
パッキングは工場の中の涼しい場所で仕事ができるし、だいたい週に$750~$800くらい稼げます。
僕が次やるなら絶対パッキングします。いや、パッキングしたい!