今回はスピリット オブ タスマニア(spirit of tasmania)の紹介をします。
この船はタスマニア北部の港町デボンポートと、オーストラリア本土南部メルボルンを結んでいます。
タスマニアとオーストラリア本土の移動は飛行機か船です。船の場合だと、車も一緒に移動できる他、船の中にも楽しめるポイントがたくさんあるので、それらを一挙公開していきます!
目次
メルボルンとタスマニアを繋ぐスピリット・オブ・タスマニア
スピリット オブ タスマニアはタスマニアのデボンポートとメルボルンを一日に2本ずつデイタイムとナイトタイムで運航しています(どちらか片方だけの時もあるみたい)。
乗船料金はシーズンによって違い、公式HPで確認が出来ます。ただ総じて、デイタイムの方がナイトタイムより安いですね。チケットの予約もこちらから出来ます。
>>Spirit of Tasmania公式HP
これだけ大きいフェリーなので車も一緒に乗せて移動できますよ。
私はタスマニアのデボンポートからメルボルンまでをナイトタイム乗船してきたので船内を見てみましょう!
スピリット・オブ・タスマニアの船内の様子
リクライニングルーム
ここは船の予約の際に、席指定で予約できます。夜の便に乗る際には、お部屋を取るorリクライニングシートを取るかを選ばないといけません。
部屋で泊まる場合は乗船プラス宿泊料がかかりますが、リクライニングシートは無料です。寝ずに遊びたい人はリクライニングシートでいいと思います。私はこちらに泊まりました。
席にはUSBポートがあるので、USBケーブルを持っていればスマホの充電なども可能です(コンセントはありません)。
船室
お部屋を取った宿泊者はここの各部屋に泊まれます。
4人部屋(男性用、女性用、共用)、プライベートツイン、プライベートダブルなどがあります。4人部屋、リクライニングは先に予約で埋まってしまうので早めにとることをおすすめします。
休憩スペース
ここの他にも休憩スペースは船内にたくさんあります。みんなテレビを見たり、談笑したりと様々です。
自動販売機
ここでお菓子やジュースを買うことが出来ますが、船上価格で通常よりも割高なので、前もって準備した方がお得。
遊具
子供連れの親御さんたちにはありがたい。夜だったのでさすがに遊んでいる子供はいませんでした。
ゲームセンター&ゲームコーナー
日本のゲームセンターにもあるようなゲームやTVゲームを楽しめます。ここは大人気でした!
Gaming
スロットで遊ぶことも出来ちゃいます。もちろんATMも(笑)
ちなみにここのスロットは2セント台のみでジャックポットも搭載されていません。なので本当に暇つぶし程度ですね。
※スロットで遊ぶ時の注意点
通常船の揺れはさほど感じませんが、プレイ中はかなりの揺れを感じます。私は1時間くらいプレイして船酔いして止めました。記念プレイだけして撤退することを強くおすすめします。
CINEMA&売店
船内で映画を見ることも出来ます。しかも割と最近の映画。さらに$10と通常の映画館で見るよりは安め。
チケットは売店で買うことが出来ます。ここの売店でお菓子とか飲み物とかお土産なんかも買えます。
船内レストラン
軽食を食べれるバーカウンターやバイキング形式のレストランもあります。このバイキングは1皿限りのバイキングとなっており、1皿であればどれだけ取ってもOK。
鮮魚やカキのアラカルトは単品で注文できますが、サラダの皿とメイン料理の皿でわかれています。私はメイン料理の皿にしましたが、取りすぎて写真を載せれるレベルじゃなかったのでアップしません(笑)
カレーや、パスタ、揚げ物にローストビーフなんかもありました。価格はまあオーストラリア価格だな、といった感じです。
船内のアトラクションはざっとこんな感じです。あとは夜風にあたりに外に出たりして楽しむのも乙ですね。ということで外へ。
夜の甲板
夜の甲板めっちゃ気持ちいい!今回は久々の大型船だったので、色々冒険してきました!遊ぶ場所もめっちゃ多いし、乗船時間も長いので目一杯遊びつくしましょう!
外から見た夜のスピリット・オブ・タスマニア
これが夜のスピリット・オブ・タスマニア!めっちゃきれい!
これは私がデボンポートにいた頃、ペンギンを見に行こうとした時にたまたま通りかかって撮影したものです。
ちょうど出航した時で、月の光に照らされていい感じ。
スピリット・オブ・タスマニアへの行き方
スピリット・オブ・タスマニアはタスマニア/デボンポートとメルボルンを結んでいるため、両方に発着場があります。
乗船の仕方も含めてそれぞれ見ていきましょう。
タスマニア/デボンポートの船乗り(船着き)場と乗船の仕方
デボンポートの船着き場は市街地から川を挟んだ向こう岸にあります。
上の写真で見ると右側が船着き場、左側がデボンポート市街地です。
You are here.と書いてあるところはビジターセンターです。私は船に乗る前日にデボンポートに到着し、街中に宿を取り、翌日の夜に乗船でした。
どうやって船着き場まで行こうかとビジターセンターに行くときにこの看板を見つけ、なんか船着き場まで連絡船ありそうなので地図通りに進んでいくと、、、
どうやら上記の電話番号に連絡すると連絡船が来てくれるみたいです。しかも$2.5で行けるからタクシーで向かうより全然安い。
私はこれを使って向こう岸に渡ろうと思っていたのですが、当日は祝日で運航していませんでした。結局この日はフィジー時代の友人に助けてもらい車で送ってもらいました。ありがとう!
デボンポートの船着き場はこんな風になっています。メルボルンから来た人はここでレンタカーを借りることもできます。
着いたら早速乗船手続きをカウンターにて行ってください。
※注意点
乗船の手続きは出航時間の45分前までには必ず済ませるようにしてください。これを過ぎると乗船できないケースもあるみたいです。
事前に船のチケットを予約し、乗船手続きを済ませて乗船券をもらい船に乗り込みます。
乗船前に荷物のチェックがありました。スーツケースの中を見られたり、手荷物のカバンの中を見られたりして、危険物の持ち込みがないかチェックされます。なんだか空港の検査みたいです。
そしてスーツケースは持ち込むかここで預けるか選べるので、私は預けて乗船。荷物は船を下りた後に受け取ることが出来ます。
写真はメルボルンの検査場ですが、デボンポートの検査場もこんな感じです。
検査場をくぐり、通路を通って船に向かいます。この通路の壁にはところどころうんちくが書いてあり、タスマニアのことや船のことなど「へぇ~」と思うことがたくさん書いてあるので、時間があるときは見てみるとおもしろいと思います。
こんなエスカレーターを登って、スピリット・オブ・タスマニアに乗り込みます。
メルボルンの船乗り(船着き)場
およそ9時間の船旅を終えるとメルボルンに着きます。この日はあいにくの雨。
メルボルンの船着き場はこんな感じです。やっぱりタスマニアと違って中は広いです(笑)
この時点で少しメルボルン都会だなって感じてしまいました。。。いままでどんだけ田舎にいたんだよ。。。ってね。
極めつけはこれ!コーヒー買ったらマドラーまでついてきた!さすが、カフェの町メルボルン。
メルボルンの船の発着場はメルボルン市街地からトラム(路面電車)で15分くらいです。
今回はスピリット・オブ・タスマニアのナイトクルーズを楽しみました。ただ夜の海は何も見えなくて外に出ても寒いし、途中から寝るだけなので、今度乗るときは昼でもいいかなって思います。
でもフェリーに乗る機会なんてあまりないので、タスマニアからメルボルン、もしくはメルボルンからタスマニアに移動する際には船の移動もおすすめですよ!