公開日時:2017年6月1日 最終更新日:2018年9月24日
こんにちは。
HIKKUです。
今回は、メルボルンのカジノで働くために僕が取得した資格「RSA、RSG(RCG)、RSF」について解説します。
シドニーからメルボルンに移り、カジノで働きたいと思い色々調べたところ、カジノで働くためにはいくつか資格が必要なので、カジノで働きたいと思っている方は参考にしてみてください。
目次
カジノで働くために必要な資格とは?
さて、オーストラリアのカジノで働くためには必要な資格がいくつかあります。
まずはカジノで働くために必要と思われる資格「RSA、RSG(RCG)、RSF」の概要を見ていきます。
※なぜ「思われる」なのかは後述します。
- RSA(Responsible Service of Alcohol):オーストラリアの酒類を扱っているお店(レストランやバーなど)で働くために、アルコールに関する知識をしっかり学びましたよ、という資格
- RSG(Responsible Service of Gambling):ギャンブルについての知識を有しています、という資格
※NSWではRCG(Responsible Conduct of Gambling)という名称。 - RSF(Responsible Service of Food):調理の際の衛生面のことや食中毒のことなど、料理を提供する際に必要な知識を学びましたよ、という資格。
※別の州ではFollow Workplace Hygiene Proceduresという名称。
主にオーストラリアで重要とされている資格はこの3つです。
オーストラリアでは、例えアルバイトであっても、アルコールを扱う職場で働く場合や、ゲーミングマシーンが置いてある場所で働くためには資格の取得が義務付けられています。
しかもこの資格の取得は各州で義務付けられていて、州をまたぐとその効力は失われるため、引っ越しした際などは取り直さなければなりません。
※複数州で扱える場合もある。
これらの資格を取得しないで就業するとどうなるか?
例えばRSAを取得せずに酒類を扱うお店で働き、それが見つかったりすると、かなり高額な罰金・罰則があるみたいです。
まぁ店側も面接の際に確認はすると思うのでそんなことはないと思いますが。
RSFはどこで働くために必要なのかは残念ながらわかりません。
ネットでRSAとRSGの資格を申し込んだときに、RSFも一緒に申し込みが出来てとりあえず持っていて損はないだろうということ取りました。
僕の友人でキッチンハンドをしていたという人は何人かいましたが、RSFを持っているという話を聞いたことがないので本当になんのために取ったのかはわかりません。笑
もしだれか知っている人がいたら教えてくださいm(__)m
カジノで働くためにRSGは必要なのか?
以下、自分(以下:自)と資格学校の先生(以下:先)との会話からカジノで働くためにRSGの資格が必要なのかどうかを読み解いていきます。
自「来週もRSAとRSGの資格取りに来るよ」
先「なんでRSGも取るの?」
自「カジノで働こうと思ってるんだ」
先「だから何でRSGが必要なの?」
自「いや、だからカジノではたr」
先「誰がそれ必要と言ったの?」
自「ネットで働くためには必要って見たよ」
先「それは確か?誰かそう言ってた?」
自「いや、ネットで見ただけ」
先「じゃあ誰も言ってないのね?この資格はスロットマシーンコーナーで働く人たちが持ってないとダメなわけで、あなたがカジノで働くとしてもそこではないだろうから必要ないわよ。」
自「・・・・・・・・・・まじで?もう予約してしまったよ。」
先「時間の無駄ね」
自「お金も払ってしまったよ。」
先「もったいない。」
こうして先生は帰ってしまった。
ここからは僕の憶測
- まず州によってルールが違う。
- 僕が見たブログの情報だと、NSW(シドニーのある州)ではRSAとRCG(RSG)を持って面接に挑めと書いてあり、もしかしたらNSWのカジノで働こうと思うとRCG(RSG)は必須なのかもしれない。
- VIC(メルボルンのある州)のカジノで働こうと思うとRSGは一部の人を除いてはいらない可能性がある。例えばカジノの中のバーなど。
- VIP LOUNGEなどのスロットマシーン併設のところで働く場合にはおそらくRSGは必要。
メルボルンでRSAの資格を取る
ここまでで、メルボルンのカジノで働くために、RSAは必須だとして、RSG・RSFはいらないんじゃないか説が濃厚なのですが、この時はまだそんなこと知らなかったので、3つの資格を全部取ってきました。
今回僕が行った資格学校はメルボルンCBDにある「RSA Course Melbourne」という学校。他と比較して料金も安い方だし、1日講習を受けてその日のうちにテストを受けて資格が取れるということでここに決めました。
↑HP上から受講予約が出来ます。
受講をしに行くと、小さな部屋に案内されて、他の参加者も集まっていました。
年齢や性別、国籍は様々で、だいたい15人くらいの受講者数です。
しばらくすると女性講師(オージー)による講義が始まりました。
資料を配られて、いざ授業ですがジョークをはさみながら授業が進みます。
ジョークは通じないので(理解できないという意味)普通に進めてほしかったです。。。
もちろん英語で進むのですが理解できたのは半分程度でした。
まあ半分理解できただけでも自分をほめたいと思います。
授業が終わり、テスト開始です。
合格ラインは正答率70%以上
テストは何を使っても良く、配られた資料と電子辞書を使って解いていきます。が、全て英語の問題(当たり前)。
問いも答えもすべて英語(だから当たり前)。
今まで受けてきた英語のテストはTOEICと学校の授業のテストのみ。
学校の授業のテストは日本語の問いだし、TOEICは様式決まってるし、初めての完全英語テストに戸惑う始末。
その間に次々と回答を済ませ退出する受験者。
先生からのため息と、口を鳴らすという行為。
なかなかのプレッシャーを感じながらとりあえず冷静に問題を解こうと問題に集中しようと試みるも、気が付けば自分一人を残し他の受講者は全員退室。
とうとう、「まだ終わらないの?これ以上待てないよ。」という、言葉であからさまにプレッシャーをかけられ心が折れる。
まあこの時はRSFのテストだったので、最悪落ちてもなんの問題もないし、なにに必要かわからない資格だからまあいっかと、おそらく70%はあるだろうと思い、解いてない問題もあったが提出しに行くことに。
すると「ここの答えはここだよ」と答えを教えてくれ、「紙に書くスピードは速いね」と褒められたのか皮肉を言われたのか、、、95%の正答率で見事合格。(笑)
内心、だったら早く終われという前に教えてくれよと思ったのはここだけの話。
「こんな感じのテスト受けるの初めてだったんだ。待ってくれてありがとう。」と伝えると、「そうだったの?さっきはプレッシャーかけてごめんね(笑)」となかなかいい先生でした。
まとめ
結局資格は取ったけどカジノで働くことはなかったので、真偽のほどは不明。
なので今回のこの経験は、オーストラリアの学校で授業を受け、資格を取るテストを受けたという経験で終わりました。
RSAの資格は酒類を扱う飲食店で働く際に、必ず必要なので取らないといけません。今回僕は、現地の学校で受講しましたが、オンラインで受講出来たり、日本語で受講出来たりもするみたいなので、自分に合った方法で資格取得をすることをおすすめします。